最新!!ミッドシーズン2007 『COQUETTE』

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今回はサスーンアカデミーより『コケット』=『女性の誘惑、魅力、堕落、危険』
を紹介させて頂きます。

この暗めのデカダン派(※1)のコレクションは、1920年ワイマールでの
政治と社会不安の荒々しい10年間という絶望的で際どい下層社会に影響を
受けています。
ノイエ ザッハリッヒカイト(新即物主義:第一次世界大戦後に勃興した美術運動。)、
芸術家のクリスチャン シャドの肖像画のコレットは、人々の道徳を崩し、
創造をわき立たせ、魅了し、迷い込ませるのです。

マークヘイズ(※2)『サスーンのコケットは、全ての曲線と角度がボブや
イートンの刈込みの様な刺激的な20年代の象徴的ヘアカットである』と言う。

キスカール(※3)は丸みのある三角形に引き伸ばされ、クララ ボウ(※4)
の額にかかった前髪の様に急降下する円形のきついグラデーションとシザー
オーバーコームを施してあります。
きつい立体派の角度とライン、非常に正確な形状とは対照的な不揃いで、
段のあるパネルに貝殻の縁の様な波打ったカットとなっています。

ピータードーソン(※5)『カラーは七宝細工を例えている』と付け加える。

鮮やかなトーンは暗い彩で縁取られ、ワシリー・カンディンスキー(※6)
の抽象的な構成とアールデコのエナメル加工から刺激を受けた正方形、
円形、三角版の組み合わせとなっています。クリアクリスタルブロンズは
七宝のシルバー、鮮やかな朱色は黒で縁取られ、赤は今シーズンの鍵です。

※1・・・19世紀末に文学的な潮流として現れたデカダンスに属する動き。
転じて、世紀末的な耽美的かつ虚無的な態度を意味する語としても
用いられる。デカダント。
※2・・・サスーンインターナショナルクリエイティブでぃれくたー
※3・・・【kiss curl】十七世紀に流行したえり足にかかる愛嬌毛。現代では、
顔のかかる半カールもいう。
※4・・・20年代を代表するスター。当時全米でクララ・ボウ・ルックが大流行したと言われ、
伝説のスターとなっている。
※5・・・サスーンヨーロピアンカラーディレクター
※6・・・ロシア出身の画家であり、美術理論家。30歳から本格的に美術を学び、
抽象絵画の基礎を造り上げた。


カット&カラー:サスーンインターナショナルクリエイティブチーム
        マーク ヘイズ/サスーンインターナショナルクリエイティブディレクター
カラープロダクト:色彩論文 サスーンプロフェッショナル
ケア/フィニッシュプロダクツ:サスーンプロフェッショナル
メイクアップ:ダニエル コラリック
フォトグラファー:アンドリュー イー

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